展示コーナー

展示情報


2024年11月07日(木) ~ 11月29日(金)

企画
相島と朝鮮通信使パネル展 九州産業大学図書館所蔵資料の展示を交えて
【展示内容】
  • 相島と朝鮮通信使に関する写真パネル
  • 相島、新宮町の観光とオルレ
  • 木下順庵筆「朝鮮通信使唱和詩」(1682年)
  • 貝原益軒書状(1711年)
  • 李邦彦(1711年度朝鮮通信使従事官)自筆漢詩句 など
  • 展示資料一覧
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    相島に残る朝鮮通信使関連史跡などをパネルで紹介し、あわせて九州産業大学図書館所蔵の朝鮮通信使に関連する江戸時代の資料の一部を実物展示します。
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    相島と朝鮮通信使の関りや相島に残る朝鮮通信使関連史跡、相島や新宮町のオルレ(トレッキング)などをパネルで紹介しています。【パネル出品者】今村公亮(相島歴史の会事務局長)/豊島茂(和歌山大学国際観光学研究センター客員フェロー)/石川泰成(九州産業大学地域共創学部教授)/シム・ウヒョン(九州産業大学造形短期大学部准教授)
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    こちらの掛け軸は「李邦彦漢詩句」です。正徳2(1712)に来日した朝鮮通信使従事官が書いた漢詩句です。下の巻物「竹田春庵宛書簡」は貝原益軒の書簡です。朝鮮通信使が相島にいつ来るか尋ね、弟子の竹田春庵への助言や注意を与えています。
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    こちらの掛け軸は「木下順庵漢詩幅」です。木下順庵が、通信使従事官朴慶後に贈った漢詩の自筆詩稿です。下の巻物は「韓客酬唱録」です。筆者はわずか17歳で朝鮮通信使との詩文の応酬をした山田復軒。本唱和詩巻は、求めに応じて後日作成した自筆巻子本です。
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    手前の資料は「重奉呈菊渓詞宗」です。藩儒の山県良斎(やまがたりょうさい)が朝鮮通信使が来日した際に、従事官書記張応斗に送った詩稿です。その隣の「両関唱和集」に収められています。奥の資料の「宝林節用字海大成」は庶民の百科事典です。朝鮮通信使が来日するごとに起きた朝鮮ブームあやかって、冒頭に特集記事として朝鮮通信使の行列図を入れています。
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    手前の資料「朝鮮人湊入り」と「ちやうせんじんぎょうれつの次第」は二枚一組の瓦版(かわらばん)です。庶民を含む広い対象に発行された瓦版は、異国情緒を満足させる、衣服、楽器、旗、武器などを描いています。奥の資料は「和韓拾遺」です。宝暦14(明和元、1764)年に起きた大事件を実録体に仕立てた小説です。